帆を張れ

心を逸らせるブログ

好きな場所へ行こう(中島健人卒業に際して①)

 

 

こういう時のためにブログがあるだろう。

 

昨日仕事中に母からLINEが来て推しの卒業を知った。なんでだ。いつもあんなにSNS見てるのに今日に限って。いいけど。

 

中島健人Sexy Zoneを卒業するのだとか言う。

これを打ちながらも思っているけど、納得している。俳優業がいちばん強くやりたいことなのは分かってたし、ハリウッドデビューとか、いつかはハリウッド監督デビューとかを本気で語れる人だった。いやいや、何言ってんだか、と思いながらもその心意気、いいね…と胸を熱くさせた。ファンとしてのわたしの夢でもあったのだった。

夢物語なのに、いつかは出来そうな、叶えてしまいそうな…そんな並大抵ではない奇抜なレベルのバイタリティと泥臭さを持ったシンプルなド根性人間ということが最高なのだ。

それを叶えるには今の事務所だったら無理ってことなのかなと想像した。でもまだ辞めるわけではないみたい。

マリウスの卒業のときはファンクラブからメール来て即すぐ動画を見たのに、今回は間接時に知ってしまったのもあり、まだ動画を見れてない。なのにブログ書いてる。今の気持ち忘れないうちに記録しようと思って、ひとまず書いてる。

 

正直ジャニー氏の件があってからちゃんとセクゾのこと楽しく応援出来なくなっていて、CDも買ってなかったしライブもあんまり行ってなかったので、それほどショックではなく、でもセクゾという媒体が大きな存在であることには代わりがないので、悲しい。悲しみ出したら止まらない気がして出来ない。今日も仕事だし、、、

 

ケンティーはアイドルだから中島健人だと思ってたな。そういうアイドルがわたしは好きだし、ずっとそうあってくれればと願っていた。グループは、ひとりひとりにとっての母船であって欲しかった。

もしセクゾBTSくらい売れてたら卒業なんて思わなかったのかな。だろうな…

アイドルとしての成功も、ケンティーの大きな夢だったはずだ。

でも昨今、卒業はポジティブなものという空気が出来てきている。最近で言えばnumber_iはジャニーズ事務所を退所してやりたいことをやっている感じがしてすごく嬉しかった。もう昔みたいな圧力は無いんだ。

なによりマリウスをうまく送り出したことによりセクゾはどれだけ人が抜けても本質的には5人だということになった。セクゾが母船であることには変わりないのだ。

だからと言ってケンティーも抜けるとは。1年後に。はやいはやい。グループを抜けてまで、全て賭けて叶えたい夢が膨らんだんだな。30歳になるし。30歳にこだわってたもんな。そういうところはあんまり好きじゃなかったわ。でも実行力があるところは好きだ。

 

元々1人でやる方が向いてるタイプなのは分かる。そういう人がグループでやってるから良かった。問題がたくさんあるグループだった。寄せ集めで。幼すぎて。だから続いたとも言えるのだろう。目の前の問題解決に必死になるから。

風磨との確執も、じつはグループに必要なものだったのかも。まさにわかだまりがなく、個々が成長して、活躍するようになったから、ケンティーはお役御免で卒業する、という感じかもな。

卒業ってのはピッタリ。脱退ではなく卒業。

でもセクゾにケンティーが居ないって、、でも、セクゾは名前が変わるんだった。なんてこった。

でもそれなら解散してもよかったのに。セクゾという名前のまま終わってよかったのに。

風磨、勝利、聡ちゃんのグループなんて、想像がつかないよ。もとから3人ならまだしも、3人になった感がすごいよ。もうそれ、NEWSとKAT-TUNで見たし。3人組の黄金の法則はクール、キュート、パッションとか聞いたことあるけど、クールが風磨でキュートが勝利でパッションが聡ちゃんか。いやクールが勝利でキュートが聡ちゃんでパッションが風磨か?

 

卒業する顔してる

 

何より、絶対的に残るメンバー3人が悲しんでいるのが分かるので悲しい。なのに背中を押したのも、動画を見るまでもなく分かり、さらに悲しい。ファンを悲しませないように先回りしてふるまっているのも目に見えるようで、さらに、さらに悲しい。優しいは悲しい。

 

 

ならば無理に続けなくていいよと言いたい。グループを守るとか思わなくていいよと。自分のために生きろと。誰かのために生きるのは綱渡りだと。

振り直しとか、歌割りしなおすのとか想像もしたく無い。その度に不在を思って胸が痛むメンバーたちなんぞ。

でもそれがやりたいことなんだろうな。

 

いつ動画見れるだろう。

 

 

昨日、仕事を片付けながらこの歌のフレーズが頭に浮かんだ。

 

“好きな場所へ行こう 君ならそれが出来る”

 

なんだっけ、そうだこの曲だ。とすぐ脳内事典が引けた。

 

 

 

キミの夢が叶うのは

誰かのおかげじゃないぜ

風の強い日を選んで

走ってきた

 

飛べなくても不安じゃない

地面は続いてるんだ

好きな場所へ行こう

キミなら

それが出来る

 

この歌を聴くとSKET DANCEがセットで思い浮かぶ世代です

 

今聞くと歌詞が全部ケンティーの曲だ。

てか、なんていい歌詞なんだ…

この曲のこといまちゃんと理解した気がする。

 

 

2022年12月、初ドームライブを観た時、「これから何があっても大丈夫」という気がしたのは何だったんだろう。「何があっても」の中に色々詰め込まれすぎてしまった約1年…(マリ卒業、勝利フライデー、ケンティー卒業)たしかに大丈夫なのだが、何かあって欲しかったわけではない。